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映画「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」

先日見てきました。
作品が世界遺産となった建築家、コルビュジエの名が入っているので、気になって。

アイリーン・グレイは、装飾の少ないシンプルでモダンな家具を作るデザイナーで、彼女の手がけた椅子は史上最高額で落札されたのだとか。
でもそんな彼女が作った別荘は、長くコルビュジエの作とされてきた。
コルビュジエがアイリーンの才能に嫉妬したから。。。


映画の中のコルビュジエは、正直パッとしないおじさん(^^; 嫉妬心を抱えた見苦しいおじさん。
かたやアイリーンは、スッキリとしたファッションも素敵だし、別荘を建てた南仏の景色、事務所などの色の感じもすごくキレイ。
当時まだ女性が活躍するのは難しかっただろうけど、そんな中でデザイナーとして評価を受けたキャリアウーマン。才能を発揮して素敵な家具をデザインし、でも自分の作ったものにはあまり執着せず。そしたらいつの間にか自分の功績である別荘が他の人のものであるかのようになってしまって。。。


あんま世界遺産とは関係なかったけど(^^;、歴史に残る建築家も人間くさく嫉妬するんだなぁ。。。と思いました。

by studio-yaya | 2018-03-08 08:56 | 映画  

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