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「頑張って」と声をかけられた日

とある日の夕方の帰りのバス、暖かい車内で息子が寝てしまった。
寝てる息子はぐにゃりと力が抜けていていつものようにすんなり抱っこできない。ドアを閉めて発車しようとする運転手さんに「降ります!」と叫んで、14kgの息子、オムツやら色々入ったバッグ、2人分の傘を抱えてヨタヨタ歩く私。ドアの前でアタフタとポケットのSuicaを探し、何とかバスを降りた。
降りる直前に息子は目が開いたけど、まだウトウトしていて歩けない。手に持ったSuicaはポケットに戻せず、手がふさがっていて傘は差せず、雨に濡れて歩く。

バスの他のお客さん達は。。。落とした傘を拾ってくれ、通路を開けてくれ、降り際にはおばちゃん2人が「頑張って!」と声をかけてくれた。
すみません、すみません。ありがとう、ありがとう。
もたもた、あたふたする私を待ってくれてありがとう。
子連れがあれこれ叩かれがちな今日この頃だけど、そんなに悪いことばかりは起こらないよねぇ。。。こんな風に声かけてもらえたりすると、あぁこの子も見守られている、とほっとする。受け入れられてるなぁ、とほっとする。

正直、舌打ちされたりするかな、とヒヤヒヤしていた。子連れ叩きは恐ろしい。ベビーカーは邪魔だと怒られるし、ベビーカー無しで外出してこんな風に子どもが寝てしまうと荷物抱えてヨロヨロしてしまって時間かかるし。どうしてそんな世の中になっちゃったんだろう? 都会だけのこと? 現代だけのこと? ほんとわかんない。
わかんないけど、こういうことでいちいちヒヤヒヤしなくちゃいけない状態というのは、間違いなく子育てしづらいな、という気持ちにさせるなぁ。
逆に、「頑張ってね」なんて声をかけてもらえると、子育てのしんどさを和らげてくれるなぁ。

by studio-yaya | 2014-12-17 22:36 | 日々のできごと  

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