「ダイエットがやめられない」 片野ゆか 著

どうして人はダイエットするのか? について、日本と他の国との違い、昔と今の違いなどを見ながら考察した本。

漠然と「良いスタイル」に憧れてはいるものの、体型に関して数値として明らかにできるのは体重くらいしかない(体脂肪やBMIも今はあるけど)。だから結局体重計とにらめっこしてしまう。実際は結構いいスタイルなのに、満足できない。
昔から食事療法の基本は変わっていないけど、ちょこちょこと名前を変えては「新しいダイエット」と紹介されている。
。。。そんな現状が色々と紹介されている。

ぶっちゃけ、内容のわりに文章が長すぎるような気はする(^^; 何だか捉えどころがないあちこち話が展開していくような感じなのだけど、それは"ダイエット"というもの、今の日本のダイエットがいかに捉えどころのないものか、の証でもあるのかなぁ、なんて思ったりもして。


周りを気にする日本人だからこそ"やめられない"のかもな、と思ったりもする。私見だけど。
例えば体重55kgの女の子が「私はこの体型でいいの」とはなかなか言えない。「女の子は50kg未満であるべき」「細い方がステキ」みたいな漠然とした平均値と言うか理想値みたいのがある中で、50kgを超えていてもOKと大っぴらに言うのはちょっと勇気がいる。周りから見たらデブなのかもしれない、陰で「あの子太ってるよね」と笑われてるかもしれない。。。なんて思うと、やっぱりもっと痩せるべきなのかも、と思ってダイエットしてしまうのかも。それか、本心じゃなくても「いや~私太ってるからさ、ダイエットしなくちゃ」と口先だけで言ってるとか。そうだよね、痩せたいよね、と周りと話題を合わせてるとか。

アメリカにいた時、日本で言えば"ぽっちゃり"に含まれるような体型の女の子がピタピタのTシャツなんかで闊歩してる姿を見た時は結構驚きだった。Tシャツの脇のとこ、ブラのあたりで贅肉の段差が見えたり、ローライズのジーンズのウェストのとこにお肉がはみ出してたり。でも皆、多少のことは気にせず着たい服を着てる感じだった。
あぁ、そんな風でいいのか。。。と思った。人はさほど他人のことを気にかけちゃいないし、他人の目を気にして小さく縮こまるなんてバカバカしいこと。好きにすればいいのだ。

そんな光景を見慣れてから日本に戻ると、日本の女の子は皆細くて全身見事に手入れされてる感じ。貧弱なくらいに細くて、一定の規格内に皆が皆収まってるように見えた。この、規格内に入っていれば安心、そこから外れると不安、という気持ちがダイエットに走らせるのかも。


ダイエットがやめられない―日本人のカラダを追跡する

片野 ゆか / 新潮社


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by studio-yaya | 2011-01-17 16:50 | | Trackback | Comments(0)  

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