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「愛子さまと悠仁さま―本家のプリンセスと分家のプリンス」 大島 真生 著

お世継ぎ問題に踏み込んだ本かと期待していたけど、そこまでではなかったです。
でも、本家のプリンセスと分家のプリンスの違い、様々な行事や公式発表の量と質、警備など身辺の環境などいちいち違っているというのが書かれていて、面白かったです。

お世継ぎ問題、結局紀子さまのご懐妊で「あーめでたいめでたい」と議論をストップしてしまっていて、この先どうするの?ってのは分からない。今の皇太子、秋篠宮、このままいくと悠仁さまが後を継ぎ、その後のことは分からない。どうなるんだ?
私は今の時代に男子のみが後継というのは古いんじゃないの、女性天皇もアリじゃないの、と思っていたんだけど、これを読むと男系男子の伝統をいかに守り続けてきたか、それを変えるためには様々な祭祀の伝統も変える必要があり、どれだけ大変なことか、というのが少しだけ分かってきた。時代遅れと言われようと、それを守り続けるところに伝統の価値がある。

でも「大変だから変えない」ってのは不精してるみたいにも思える。本当に筋が通ってると思うのなら、いっとき労力を払ってでも変える価値はあるんじゃないだろうか。でもその議論はなされないまま、あどけない本家のプリンセスと分家のプリンスをの笑顔を見守るだけ。このままでいいの?

「愛子さまと悠仁さま―本家のプリンセスと分家のプリンス」

by studio-yaya | 2009-05-26 22:11 |  

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