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全日本開幕戦@筑波

せっかく見に行ったので、レースの様子を。興味ない人は読み飛ばしてね。

なんたって今回盛り上がったのは、JSBクラス!波乱のレース、という意味で。
今年は不況の影響か、エントリー台数が少ない。JSBより少ない資金で参戦できるST600に移った選手が多くて、JSBのエントリー台数は24台。
5年ぶりにレース復帰した元チャンピオンの井筒さんは練習走行で転倒、骨折して決勝は出られなかった。スター選手のいない全日本、あえて今回の注目ライダーをあげるとしたらこの人!と思っていたので、残念。。。もう1台が欠場で、決勝出場は22台。
予選トップは、やっぱりイトシン。長純、大作と続く。

決勝、スタート直後の第1ヘアピンで多重クラッシュ発生! コーナー内寄りの誰かが転び、外側へほかの選手を巻き込みながら滑っていった。赤旗でレースは中断。5台くらい転んだかな、マシンを起こしてまたコースに戻った選手もいたけど、マシンが壊れてしまった選手も。そして、フロントローからスタートの大作、救急車送り。
このクラッシュで2台がリタイヤ。去年のチャンピオン中須賀と、予選3番手の大作。残念。

しばしのコース整備作業の後、あらためてレース再開。巻き込まれた長純は、マシンが壊れたのでもう1台のマシンで出走。スタート前のウォームアップラップに全車が出て行った。。。ところが、バックストレッチでまたしても転倒が。横江が転倒、またしても長純は巻き込まれてしまった。これでまた赤旗、レース中断。
ここで1台がリタイヤ。

再度コース整備作業、運営側スタッフとライダーが集まってのミーティングが行われた模様。ウォームアップラップを1周ではなく2周に変更、カウントダウンを1分に短くしていたので、タイヤを温めた状態でスタートできるようにしたみたい。
長純はスタッフが大急ぎでマシンを直し、何とか再スタートに間に合った。
が、山口辰也が何やらマシン整備が終わらず、ウォームアップのときにスタートできない。何とか作業は終わったものの、最後尾スタートとなってしまう。
最後尾スタート、厳しいことは厳しいけど、出走が20台弱、15位までに入ればポイントを獲得できるので、走る価値はある。しかもトップ争いできる実力があるんだから、上位に上がれるチャンスも。

3度目の正直。今度はトラブルなく無事スタート、レースが進む。ポールポジションのイトシンがやっぱり速い。が、レース中盤で転倒してしまう。2位を走っていたのが、2度のクラッシュに巻き込まれた長純。アンラッキーなトラブルにめげず、その後はトップを独走。
3位争いは、ベテラン柳川と、今年からこのクラスにあがってきた高橋巧。抜きつ抜かれつの緊張感あるバトル。
そして最後尾スタートの辰也は、周回ごとに他のライダーを抜き去り、トップ10に追いつく。さすが元ワークスライダー。最後には6位浮上。

このまま長純がトップを守りきり、優勝。2位大崎、3位は、最後の最後に高橋が前に出た。

やっぱり生で見るレースは面白い。スター選手がいなくてもね、面白いもんは面白い。ふふふ。

by studio-yaya | 2009-04-08 22:14 | Motorsports  

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