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バリアアリー

少し前に、テレビで「バリアアリー」のデイサービスセンターを取り上げていた。
ここでは、バリア=障害を取り除くのでなく、あちこちにバリアを作っている。利用者は階段だの坂道だのを足元に気をつけながら移動している。施設内のあちこちバリアがあるのを分かっていて、それに気をつけて暮らしているから逆に怪我なんかは少なくて、結構楽しそうに暮らしている。

そのバリアのことと同時に印象的だったのは、とても多くのゲームなどのプログラムが用意されていることと、センター内で使える通貨があること。
食事の時に配膳を手伝うとか、施設の壊れたところを修繕するとか、何かやれば通貨がもらえる。その通貨で色々なプログラムに参加することができるのだ。リハビリのようなものもあれば、歌だのゲームだの麻雀だのもある。100種類くらいのメニューが用意してあり、利用者は自分で好きなことを好きな時間にやる。
利用者のおばあさん達は「ここ来れば遊べるから、来るんだ。楽しい」とニコニコしていた。自分でできることを自分でやり、そして稼いだ通貨で遊ぶ。施設の中の限られた範囲だけど、社会生活が送れている。

高齢化が進んでいき、戦後生まれの人も次々とこうしたデイサービス利用者に加わっていく。何となく老人ホームとかのイメージって囲碁や将棋をやったりして、時々やってくる幼稚園児やママさんコーラスの歌う童謡に涙を流し。。。みたいな感じだけど(私だけ?(^^;)、皆が皆そうじゃないだろう。パチンコ行きたくてうずうずしてる人も、ジャニーズだの韓流スターだのに夢中の人もいるだろう。エルビス・プレスリーやビートルズを聴いて青春時代を過ごした人たちだっているわけで、そんな人たちには童謡や演歌よりもロックの方が嬉しいかもしれない。
老人も"多様化"の時代だ。昔と違う選択肢が色々と必要そうな気がする。平和で退屈なデイサービスはもう見捨てられちゃうかもしれない。老人版ROUND1というか(^^;、沢山の楽しみ方を用意しておいた方が脳の刺激になって、結果的にはボケずに済むだろうなぁ。
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by studio-yaya | 2010-02-28 23:09 | ニュース | Trackback | Comments(0)  

「腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち」 杉浦 由美子 著

腐女子、という言葉がなんだか定着してきているような気がする今日この頃。
でも腐女子って何よ? 単なるアニメおたくとも違うっぽい。"腐"なんて字が使われてるから良い印象のない言葉かと思いきや、本人達が自称してたりする。

腐女子=男性同士の恋愛もの、ボーイズラブの漫画を好む女性、らしい。
が、男のオタクとは違って、見た目はわりと普通っぽい、らしい。普通の女の子と変わらずお洒落もするし化粧もする。そして、そんなごく普通の学生やOLの格好をした女性達がボーイズラブ漫画の新刊が出る日には本屋にごそっと現れるらしい。周りからは腐女子とバレないように巧妙にカモフラージュしながら、でもコミケやSNSなどで仲間を増やしているらしい。

うーむ、謎の世界。

漫画を妄想の世界として楽しむのは男のオタクと同じだけど、男と違うのは、女はそこに自分自身は入り込まないらしい。たしかに、男性同士の恋愛模様には女が入り込むすきはない。腐女子はそういう自分と接点のない世界を楽しむものらしい。
学校行ったり、仕事したり、彼氏がいたり、結婚してたり。。。そういう普通の生活を送りながら、他に妄想の世界を持つことで生きづらい世の中を生きていくものらしい。

あんま分からない(^^; けど、そういう世界もあるのねってことを知れたので面白かった。

★★★
「腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち」

腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち (中公新書ラクレ)

杉浦 由美子 / 中央公論新社


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by studio-yaya | 2010-02-26 14:29 | | Trackback | Comments(0)  

子ども手当

ありがたや、子ども手当。うちのチビも、もうすぐいただけるのですね。

もらえるのは嬉しいけど、制度には疑問な私。
子どもを社会全体で育てていこう、教育の機会などが親の収入によって決められてしまうのは良くない。それは納得。でも、給付金じゃなくて授業料無料化の方が私はいいと思うんだなぁ。
子ども手当をもらったところで、低収入家庭は家計の補助に使ってしまい、子どもの教育などに回ることはない。んで「お金ないから大学行かせられない」「お金ないから中学出たら働きな」となってしまう。。。のではあまり意味がないのでは?
月2万6千円もばらまくより、授業料と給食費などの学校でかかる費用を無料化してくれた方がよっぽど国の負担が少なくて済むし、確実に子どものために使われていいと思うんだよなぁ。
「もらえる」のも嬉しいけど、「払わなくて済む」「タダ」という方が魅力的だと思うんだけど、どうなんだろ?

ちなみにアメリカのテネシー州では、文房具と子ども服の消費税がタダになる日があって、新学年スタートの直前のこの日にまとめて学用品を買いそろえる家庭がありました。こういうのも一案。
文房具や子供服のように使い道の決まったクーポン券とかもアリかも。

手当目当て(?)に子どもをどんどん産んで、ろくに世話もせず、もらった手当で親はパチンコ、子どもは餓死。。。みたいな事件も出てくるんだろうなぁ。年金と同じく、対象者が死んでも届け出ずに給付を受け続けるとかね。
手当もらったって給食費払わない家は払わないよね。。。あ、でも手当から強制的に天引きすればいいのか。「お金がない」とは言わせないぜ、ってね。
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by studio-yaya | 2010-02-24 22:49 | ニュース | Trackback(1) | Comments(0)  

リコール

詳しい事情は知らないので、あくまでさらっとニュースを見た感想。

呼ばれたから、行く。。。んですか?はるばるアメリカまで。T社の社長。

やっぱしリコールします、と対応を変えたのが印象悪かったのかも。
初めずーっと「ユーザの感覚の問題だ」と言い張ってたのに、事故などの不具合報告が増えてきて「不具合です、リコールします」と言ったんじゃ、今までしらばっくれてたようにしか見えない。
気になるところがあったのなら初めから「調査中です」とでも言えば良かったのに。。。不具合報告を切り捨てるような言い方で「車に問題はない」と言ってたよね。
しかも会見で"I apologize..."と謝ってなかったか? これじゃますます「私が(嘘ついてて)すみませんでした」と言ってるように思えてしまう。

ハイブリッド技術で日本車は売上を伸ばしている。アメリカとしてはここでちょっと制裁金でも課して好調の日本メーカーを叩いておきたいのかもしれない。絶好の機会を与えてしまったのかも。

日本では商品は100%完全なのが前提っぽいけど、海外では多少の不具合は付き物と考えられてる、というようなことをどこかで聞いたことがある。不具合は仕方がない。ただそれをきちんと直してくれれば良い、という考え方だと。
だとすれば、T社の対応はとてもまずかったのだろう。リコール隠し、不具合隠しとも思われかねないユーザに不誠実な対応だ。

英語ペラペラじゃなさそうな社長、アメリカ文化に精通した信頼できる通訳を連れて行ってね。
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by studio-yaya | 2010-02-22 23:26 | テレビ | Trackback | Comments(0)  

Pictures / Sheryl Crow feat. Kid Rock

気になるPVがあったんだけど、そうかYoutubeで探せばいいのか。。。と今さら気づいた私(^^; 便利だねーYoutubeって。

大好きなSheryl Crowの大好きな"Pictures"という曲。Kid Rockとのデュエットです。
Nashvilleにいた頃にたまたまテレビでPVを見て、それがすっごく良くて。レコーディング風景が但流れるだけなんだけど、なんか良いんですよー。
曲も、ゆったりしたテンポのいい雰囲気なんだな。別れちゃったんだけどお互いのことを思いながら過ごしてる、それぞれの気持ちが歌われて、最後は"I Thought about you for a long time..."(あなたのことをずっと思ってた)と二人がユニゾンで歌う、そこがもうゾクッとくるというかキュンと来るというか。



#お~Youtube埋め込めるんだ。。。知らなかった。素人レベルで感心する私。
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by studio-yaya | 2010-02-21 21:56 | 日々のできごと | Trackback | Comments(2)  

2010年シーズン

Motorsportsも動き始めてますね。テストだの何だのと。

なんたって今年は青山博一、MotoGP参戦! これが楽しみです。
着実に足元を固めていくタイプの選手なので、開幕早々に優勝しちゃうようなことはないと思うんだけど、期待せずにはいられません。今まで苦労して試行錯誤して力を付けてきた彼が、夢見てきた舞台でどんな戦いを見せてくれるのか、期待。

玉田まこっちゃん、WSB参戦決定!なのですが、マシンやパーツなどの準備が間に合わず、無理して走るよりは。。。と初戦を欠場することになったそうな。今年も苦しいシーズンになってしまうのか? 心配です。
ハガノリ、今年こそは。。。と去年も言ってた気が。ランキング2位までは行けても、1位になれたことがない。何かが足りないんだろうなぁ。かつて全日本チャンプを獲った時、「これだけやってやっとチャンプになれた」という嬉しい思いとともに「ここまでやらなくちゃチャンプになれないのか」という気持ちもあったそうで、チャンプになるための"何か"が必要なのは分かってるはずなんだけど。運だけじゃない何か。今年こそ、本当にチャンプになってほしいものです。

清成少年はWSBから再びBSBに逆戻り。。。再びBSBでチャンプを獲って、早くWSBやMotoGPに戻ってきてください。行けるはずだよ!

全日本は。。。不況、不人気でレースは少ないし有力選手でさえ参戦するのが難しいような状況が続いています。有名バイクメーカーがずらりと揃ってる国なのに、どうしてこんな風になっちゃったんだろうね?
イトシン、今シーズンで引退とのこと。開幕前に発表するのは珍しいような気がするけど、長い間支えてくれたファンやスタッフに最後のシーズンをきちんと見てもらいたい、お別れをしたい、ということなんだろうと思います。40歳を過ぎてなおトップランカーでいられるその強さ、すごいです。


ついでに(^^;F1。。。去年はぶっちゃけ1レースも見てません。マシンが何だかカッコ悪くなったのと、レギュレーション変更の影響でチームの勢力分布図があまりにも変わってしまったから。何がどうなってこういうリザルトになったんだか、全然わけわからなくて。。。
今年は、少しは見るかも。シューマッハ復帰だそうで、それが気になります。
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by studio-yaya | 2010-02-21 21:47 | Motorsports | Trackback | Comments(2)  

「消費社会から格差社会へ」 上野 千鶴子, 三浦 展 著

上野さんは言わずと知れたフェミニズム分野の大家、三浦さんは「下流社会」の著者。とても有名なお二人の対談。とても面白かったです。

三浦さんはマーケティング、雑誌編集などの経験から語り、上野さんは社会学の立場から語り。年下の三浦さんが少し押され気味というか(^^;、バッサバッサと言い当てる上野さんに圧倒されてるようなところもあるけれど、あぁなるほどそういう風に見ることができるのか、そういう言葉で括るのか、と目からウロコのところがあちこちにありました。

例えば「格差社会」と言われるようになったのは何故か。
それは、格差が男性の問題となったから。
以前から所得の格差はあったのだけど、それは男女の差として片付けられてきた。男は安定した高収入を得られていたので不安はなく、女は低収入でも「女だから」仕方がないとみなされ、格差だとも思われなかった。それが、今は男性の収入の高さも安定性も保証されなくなった。そこで不安を感じた男性達が騒ぎ始めてやっと「格差」と認識されるようになった、と。

例えば「上昇婚」という言葉。
女性は自分より格上(収入や社会的地位)の男性と結婚することによって、自分の地位を上に引き上げてもらうことができる。でも女性自身が収入を持ったいま、それより上の収入を持つ男性を探すのは難しくなっている。
そして、男性側は専業主婦よりも収入のある女性を望む傾向が高まっている。
"エビちゃんOL"は結婚したら仕事を辞めてステキな専業主婦に。。。なんていまだに思っているけど、上昇婚のターゲットである男性は専業主婦を望んでいないから、ミスマッチが起こる。結婚できない。

前に何かに出てたな、年収600万以上の独身男性は1割足らずしかいない、と。
その1割足らずに大量のエビちゃんOLも、男性と対等に働くキャリア女性も群がるわけだ。

いまどきの格差社会論や世代分析の一端を知ることができて、とても面白かったです。
「下流社会」「大いなる迷走」も読んでみたいな。

★★★★★「消費社会から格差社会へ」

消費社会から格差社会へ―中流団塊と下流ジュニアの未来

上野 千鶴子 / 河出書房新社


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by studio-yaya | 2010-02-20 22:10 | | Trackback | Comments(0)  

すごい!

高橋選手、銅メダルおめでとう!

高橋選手の滑りはバレエのようで、ひたすら美しかったなぁ。滑らかな動き、指先まで行き届いた見事な表現。スケート靴を履いてることを感じさせない自在なステップ。
織田選手はまさかのトラブルで可哀相だった。。。
フィギュアはニュースで結果を見るだけだったから、実は高橋くんと織田くんしか知らなかったけど(^^;、小塚選手というのもとっても良い選手なのね。4回転成功おめでとう!

男子も女子も、今の日本フィギュア界は何気に充実してるのね。私が子どもの頃は日本人選手というと足が短くて(失礼)、体型的に欧米に絶対にかなわない感じだったけど、今は日本人選手も手足が長くて、スリムな体だけどしっかり鍛え上げててジャンプも見事に決めてくれる。

普段スポーツなんて全然見ないけど、やっぱオリンピックだと見ちゃいますね(^^)
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by studio-yaya | 2010-02-19 22:33 | テレビ | Trackback | Comments(0)  

夜のテレビ

うちは夜は大体テレビ朝日を見ている。意識的に見ている、というよりはテレビがついている、という感じ。テレビつけっぱなしのままメールのチェックもするし、本も読むし、ダラダラおしゃべりもする。
お試しかっ!、ぷっすま、シルシルミシル、アメトーク、あ~もう12時じゃん寝なくっちゃなんて言いながらその後のランキング番組もなんとなーく見てしまう。

深夜番組って、"ゆるい"、"変わらない"のがいいんだと思う。大体は仕事だの家事だので疲れて、ご飯食べてお風呂入って一息ついて寝る前のリラックスタイムに見るものだから、深刻なドキュメンタリーとか頭を使う面倒なクイズ番組とかは必要ない。力を抜いてゆる~りと見れるのが大事。そして、"あ~いつものやってる"と思えることが大事。年寄りはストーリーが分かってても「水戸黄門」を見る。それと同じようなもんで、いつもと変わらずやってるのを見ることで安心、リラックスできるんじゃないだろうか。見てて面白くて、でも次の日には忘れちゃうくらいのもの。でも忘れちゃっても全然困らないもの。そんなもんでいいんじゃないかと。

そんなわけで、深夜番組は視聴率に右往左往してあれこれ工夫する必要ナシだと思うのです。そして、ちょっと売れたからってゴールデンタイムに進出するのもナシだと思うのです。深夜のテンションだから楽しいわけで、そのゆるいのを刺激が楽しめる時間帯に持っていったらつまらなくなっちゃう。
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by studio-yaya | 2010-02-18 22:13 | テレビ | Trackback | Comments(0)  

「TOKYO 0円ハウス0円生活」 坂口 恭平 著

0円ハウス。
ホームレスの人たちが河原にビニールシートなんかを使って建てる家。拾ってきた材料で作る、材料費0円の家。

著者は建築に興味を持って早稲田大学理工学部建築学科へ進んだけれど、どうも建築自体よりも、どう暮らすか、そのための家をどう作るか、という方に興味が広がり、周りの学生たちが設計図を描く中、一人でビニールシートの家なんかを調べていったそうだ。
必要な物を、必要なだけ集めて作った0円ハウス。そしてそこに暮らす「鈴木さん」の沢山の知恵。生きていくだけなら必要なものなんてそう多くはない。そして、人と人との出会いがちゃんと必要な物を運んできてくれる。不思議な生活。
「ホームレスは3日やったら止められない」とどこかで聞いたことがあるけど、この「鈴木さん」の暮らしは本当にそんな感じがする。偉くなろうとか資産を貯めようとか考えず、今必要な物を必要なだけ調達すれば生きていける。そして東京では必要な物は粗大ゴミ置き場とかいろんな場所で手に入る。

自分の生活、自分のサイズに合わせた家。究極のカスタマイズハウス。それを考えていったらたどり着いたのがホームレスたちの0円ハウス。多くの知恵と工夫が詰まった家。

そういう生活もあるんだなぁ。

★★★★★
「TOKYO 0円ハウス0円生活」

TOKYO 0円ハウス0円生活

坂口 恭平 / 大和書房


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by studio-yaya | 2010-02-18 22:11 | | Trackback | Comments(0)