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妊娠しやすいのは22歳?

文科省:妊娠しやすさと年齢、副教材に 高校生向けに作製

事実として伝えることには賛成。

2012年、NHKで放送された「卵子の老化」についての番組の反響が大きかったそうだ。卵子が老化する、年齢とともに妊娠しづらくなるということを「知らなかった」という女性からの驚きの声が多かったという。その頃、団塊ジュニア世代は既に妊娠が難しくなるという30代半ばを過ぎていた。少子化を食い止めたければ、その世代がもっと若い頃、10代とか20代の頃に教えておくべきだった。30代後半になってから不妊治療を始めて「もう妊娠の可能性は低くなってます」と言われて初めて知るのでは遅すぎた。

但し、伝え方は色々工夫が必要だと思う。22歳が一番妊娠しやすいとしても、22歳で産むのは必ずしも現実的じゃない。22歳で産むには21歳で夫(パートナー)が必要。女性の大学進学率が50%を超えている今、それって現実的? 高卒なら就職して少し経って結婚という道があるけれど、大学生は収入もないのに学生結婚しろってこと?
そうじゃない。22歳で産むことにこだわらなくていい。
ただ、それを過ぎたら徐々に可能性が低くなるということは頭に置いて、その後の婚活なり妊活なりを考えればいい。

できれば、これと同時に避妊の基礎知識を伝えたり、早く産む場合と遅く産む場合、産まない場合のライフプランを考える時間があればいいな、と思う。プラン通りに産めるとは限らないということも含め、知っておくべき。
女子だけの問題じゃなく、男子だって知っておかなくちゃいけないことだから。

by studio-yaya | 2015-08-21 22:33 | ニュース  

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