ヴァーチャルとリアル

その1)
NHKのニュースで、カーレースのゲームの上手な子の中から本当のカーレースの世界にスカウトする、という話をやってた。「GTアカデミー」というんだそうだ。びっくり。
「グランツーリスモ」というカーレースのゲーム、実際のサーキットのコースレイアウトそのままのコースを走ることができる。
(ちなみにNHKなのでこのゲーム名は言えないはずだけど、インタビューを受けた人の英語はそのまま流れていて、そこでは商品名バッチリ言ってた(^^;)

オーディションの後半まで残ったとある男の子は、「レーサーになりたかった。本当に選ばれたら大学辞めて専念する」と言っていた。自宅にはゲーセンのカーレースゲームと同じような装置が作ってあって、そこで腕を磨いているのだそう。

実際、プロのレーサーもこういうゲームはやっている。バイクレースのライダー達も、コースレイアウトを覚えるためにバイクのゲームをやったりするそうだ。コース幅から見える景色まで忠実に再現してあるゲームは、サーキット現地まで行かなくても手軽にコースを体感できるシュミレータだ。

ただ、ゲームの上手な子たちは、必ずしも体力的に優れているわけではない。プロのレーサーになるのなら、他のスポーツの選手同様に全身を鍛えないといけないんだけど、見た限りではまぁ室内ゲームを楽しむ普通の体型だったので、これからの努力が必要。普通にレーサー目指してる子たちは子供の頃から実車に乗ったりトレーニング積んだりしてるからね。



その2)
米空軍のドローンパイロット、相次ぐ退職者の理由は「ストレス」
http://wired.jp/2015/07/27/exodus-of-drone-pilots/

これまた興味深い記事。
以前からこの任務の不気味さは小さく報じられることはあったけれど。
勤務場所はアメリカ本土にある空軍基地。冷暖房完備の室内のブースに座り、モニターを見つめ、レバーやボタンで地球の裏側のドローンを操作し、空爆を行う。建物や車を爆撃し、もちろん死傷者が出る様子もモニターで見ることになる。
勤務時間が終われば、自宅に帰る。そこには家族が待っていて、一緒に食卓を囲む。

ゲームでゾンビを狙撃するように、モニターを覗いて敵がいるであろう場所を狙撃する。でもそれは現実だ。モニターの向こうには町があり、家があり、人が暮らしている。

戦場での戦闘行為、人殺しと平穏な日常を行き来する日々。まともな精神状態じゃいられないと思う。。。
耐えられなくなった人が退役するのは当然のことだろう。

アフガニスタンとイラクに派遣された兵士のうち、5人に1人が精神を病んでいるとか。
現地に派遣されなくても、ストレスで押しつぶされるこういった人も少なからず出ている。勤務風景はヴァーチャルのようでいても、やってることはリアルな殺人だ。

この先戦争ってどうなっていくんだろう? ヴァーチャルな戦争ってなんだろ? なんとも不気味な感じがする。
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by studio-yaya | 2015-07-30 22:39 | 日々のできごと | Trackback | Comments(0)  

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