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ちょうどよい

たまたまネットで見つけた言葉。
石川県の大谷派常讃寺坊守藤場美津路さんがお作りになった詩だそうです。あちこちで取り上げられる中で良寛さまの言葉と間違われることもあるそうですが。

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「丁度よい」

 

 お前はお前で丁度よい

 顔も身体も名前も姓も

 お前にそれは丁度よい

 貧も富も親も子も

 息子の嫁もその孫も

 それはお前に丁度よい

 幸も不幸も喜びも

 悲しみさえも丁度よい




 歩いたお前の人生は

 悪くもなければ良くもない

 お前にとって丁度よい

 地獄へ行こうと極楽へ行こうと

 行ったところが丁度よい




 うぬぼれる要もなく 卑下する要もない

 上もなければ下もない

 死ぬ月日さえも丁度よい




 仏様と二人連れの人生 丁度よくないはずがない

 丁度よいのだと聞こえた時 憶念の信が生まれます




 南無阿弥陀仏
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ちなみに、作者は
「自己否定の苦悩の中に聞こえた仏様の慈愛の言葉です。安易な現状肯定ではありません」
と語られたそうです。

安易な現状肯定ではない。
でも、上も下もなく、それがあなたにとって丁度よい。

by studio-yaya | 2013-09-03 12:30 | 日々のできごと  

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