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「親が死ぬまでにしたい55のこと」 親孝行実行委員会

少し前にテレビで紹介されて話題になった本。

例えば親と離れて暮らしていて、1年で盆と正月の6日間しか会えないとしたら。
会っていると言っても起きて一緒に過ごしてる時間は1日の半分以下、11時間として、親の寿命があと20年とすると
11時間 × 6日間 × 20年 = 1320時間。日数にするとわずか55日間。

親の死は必ず訪れる。大抵は子どもより先に親が死ぬのだから、子がこの世に残される。そして、残された子は「もっと○○すれば良かった」なんて思うものらしい。

ここに「この本に書いてある通り○○をしよう」なんて書くつもりはないんだけど(^^;、まぁちょっとは意識しようかな、と。

私は高校を卒業してからずっと地元を離れて暮らしているので、親と会うのは年に1回か2回だけのこと。じっくり話すこともなく、バタバタと近況報告をしておしまい、という感じ。自分が社会人になったからこそ、子を持ったからこそ聞いてみたい話もあるし、きっと一緒に暮らしていた頃とは違う話が聞けたり、同じエピソードでも違うニュアンスで聞けるんじゃないかなぁと思ったりする。実際、子どもを持ってから初めて聞く話なんかもあったわけで。



本に挙げられた55個のことは、いつか必ずやってくるお別れのときまでの、思い出作り。
死なんて縁起でもない、なんて言ったところで誰にでも死はやってくるものなので、重く考えすぎず、楽しい時間を過ごして思い出を積み重ねていければ。会える時に会い、伝えたいことを伝えていければ。

★★★

親が死ぬまでにしたい55のこと

親孝行実行委員会 / 泰文堂


by studio-yaya | 2011-10-06 10:28 |  

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