花火

うちからさほど遠くない遊園地で、夏の間は毎週末花火が上がる。
田舎育ちの私には、驚きだ。毎週末花火が見られるなんて。地方じゃ花火大会は夏に1度か2度の大イベントなんだから。

夜になり、花火の音が聞こえると、あ~今日も花火だ、と気付く。そして、娘は見に行きたくなってしまう。お風呂からあがってパジャマ姿なんだけど、「見る!」と言い張るので、花火の見える交差点までブラブラと手をつないで歩いた。
夏の週末は、そんな風に過ごした。

娘は4歳。そろそろいろんなことを記憶していく年頃だろうなぁ、とふと思った。
こうして週末に花火を眺めるのも、我が家の夏の風景として記憶に刻まれるんだろう。手をつないで夜道を歩いたことや、涼しい夜風や、交差点の信号の向こうに上がる花火。
もう少し大きくなると、親じゃなくお友達と見に行くようになるのかもしれない。ボーイフレンドと見に行く日も来るのかも。

大人になったら、こんなささやかな夏の思い出を、娘は覚えてくれているだろうか。どんな気持ちで思い出してくれるだろうか。楽しかったな、と思ってくれるだろうか。

そんなことを思いながら、この夏の花火を眺めた。



この夏の花火は終わったけど、娘は「また花火みたいな~」と今も言っている。
いつも見られるわけじゃないんだよ。いつもじゃないからいいんだよ。
また来年、見に行こうね。
[PR]

by studio-yaya | 2011-09-08 15:01 | 日々のできごと | Trackback | Comments(0)  

トラックバックURL : http://studioyaya.exblog.jp/tb/16249983
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

<< 9.11 政治いろいろ >>