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「家族を幸せにするインテリア」 大山直美+オレンジページ編集部

家、インテリアについての本。
家を建てるときの間取りについての話もあるけど、誰でも簡単に家を建てられるわけじゃないので、マンションや賃貸の場合のアイディアも満載。そして、さすがオレンジページ、ゴージャスすぎない、庶民派なポイントの押さえ方も嬉しい。「6畳間にベッドを置く場合」とか「ベランダのプランターで家庭菜園」とか「システムキッチンより安くキッチンを仕上げる」とか。

うちはもう家建てちゃったけど(^^;、今読んでも面白い。我が家もまぁポイント外してないかな、と思える点も多々あり、ほっとした。今さらダメ出しされたら凹むもんなぁ。。。

大事なことの一つは、家は親のものであって子どものためのものではない、ってこと。子どもに個室を作ってやって親は居間に布団を敷いて寝る。。。なんてのはおかしい。ローン組んで家を建てた親は当然自分のスペースを確保するべき。子どもの部屋は3畳あれば充分、寝るときと籠って勉強するとき以外は個室じゃなくてリビングで過ごせばいい。
とかね。

狭いリビングにダイニングテーブルと人数分の椅子、ソファまで並べたら窮屈。いっそ座卓にするとか、低めのダイニングで食後そのまま寛げるような椅子を用意するとか、広く使える工夫をするべき。
とかね。

そうそう、そうなんだよね~ってポイントがいっぱい。
無理に欧米スタイルにしなくてもいいじゃん、雑誌に出てくるようなのと違っても暮らしやすいのが一番じゃん。人に見せるためでもなく自慢するためでもなく、自分達の生活にあった、自分達が暮らしやすい家が一番。そういうシンプルな原則に戻って考えるのに役立ちそうな本。

家族を幸せにするインテリア

大山 直美 / 講談社


by studio-yaya | 2011-07-13 23:50 |  

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