無痛分娩あれこれ
2010年 10月 05日
・一人目を産んだのはアメリカ。無痛分娩が一般的だと聞いていたので、私も無痛で。
これ、産むときに痛くないのも嬉しいんだけど、その後もすごくラクだと思う。。。って言っても私は自然分娩したことがないので、あくまで想像だけど。
自然分娩のときって陣痛で20時間、30時間苦しむ人もいるらしい。落ち着いて食事もできず、眠れず、延々と痛みと闘って産む。産後はフラフラに疲れ果てている。それでも2時間おきに授乳しなくちゃいけなかったりして、産後のママさんの体はボロボロ。"1ヶ月は床上げしない"なんて言うのは、そんな疲れ果てた体を休めるためなんだろう。
かたや、無痛分娩の私。子宮口が開いてくるまで待つ間、麻酔があるから全然痛くなくて、ウトウトうたた寝しながら待ってた。そして子宮口が開いたところで分娩。その時も圧迫感はあるけど痛いという感じではないし、ウンウン苦しんだわけでもないし、まるっきり普段通りの元気な体で赤ちゃんと対面できた。別室に移ってからも自分で立って歩いてトイレに行けた。
そんなわけで、無痛分娩は出産自体だけでなくその後の体にも優しいなぁ、と思う。
・でも、日本では無痛分娩ができる施設は限られている。
そして基本的に計画分娩、産む日をあらかじめ決めて入院して産む。それは医師、看護師、麻酔医などの体制が万全な時(平日の日中)でないと難しいからなのだそうだ。うちの近辺の産院に限らず、都心の超有名大学付属病院でも同じようにホームページには「計画分娩が基本」と書かれていた。
ふむ~。。。アメリカで私は土曜夜に破水、その日の夜に麻酔を入れて日曜に産んだわけだけど、日本じゃそんなのは無理なわけですね。。。
日本の場合、産む日は予定日の1~2週間前にスケジュールされる。麻酔医が常駐してない産婦人科の場合は、その日に麻酔医が来てくれる。
もし産む日の前に陣痛が来たり破水したりしたら、無痛分娩は無理。突然の異変にも対応できない。予定通り麻酔医のいる日でないと無痛分娩はできない。
欧米では無痛分娩が一般的、と言われているけど、麻酔医の確保なんかはどうしてるんだろ?
・麻酔医の数が多くて確保しやすい?
・日本と違って健診を受けるクリニックと分娩する施設は別。分娩する施設は大きな総合病院で、麻酔医も設備も整っている(アメリカなんかはこれ?)?
・陣痛などが来ない早いうちに計画分娩している?
・それにしても、もし男も出産できるとしたら無痛分娩はもっと一般化してるだろうなぁと思うわけです。産むのは女性だけ、そして医師や研究者は男性が圧倒的に多くて、その人達にとっては出産の痛みなんて"他人事"なわけで、真剣に考えてこなかったんじゃないか、と。
「出産は病気じゃない」「昔の人だって皆やってきた」とか言うけどさ、昔は虫歯の痛みだって麻酔なしで我慢してたんでしょ? それを押し付けるのはどうなのよ? と思うわけです。「男性は耐えられないけど女性なら耐えられる痛み」なんて誰が決めたの? と思うわけです。
"産みの苦しみ"なんて無理して味わう必要はないのです。そりゃ頑張った達成感、苦しみから解放された喜びは大きいかもしれないけど、そんなの無くたって産めるんならそれでいいじゃん、と思うのです。苦労して産んだからこそ母親としての愛情が云々。。。という人もいるけど、私は産みの苦しみなんて無くたって娘は愛おしくて仕方がないもん。かえって苦しんで産んだ方が「あんなに苦労して産んだのにどうしてこの子は言うこと聞かないの!」なんて逆切れするケースだってあると思うんだよなぁ。
これ、産むときに痛くないのも嬉しいんだけど、その後もすごくラクだと思う。。。って言っても私は自然分娩したことがないので、あくまで想像だけど。
自然分娩のときって陣痛で20時間、30時間苦しむ人もいるらしい。落ち着いて食事もできず、眠れず、延々と痛みと闘って産む。産後はフラフラに疲れ果てている。それでも2時間おきに授乳しなくちゃいけなかったりして、産後のママさんの体はボロボロ。"1ヶ月は床上げしない"なんて言うのは、そんな疲れ果てた体を休めるためなんだろう。
かたや、無痛分娩の私。子宮口が開いてくるまで待つ間、麻酔があるから全然痛くなくて、ウトウトうたた寝しながら待ってた。そして子宮口が開いたところで分娩。その時も圧迫感はあるけど痛いという感じではないし、ウンウン苦しんだわけでもないし、まるっきり普段通りの元気な体で赤ちゃんと対面できた。別室に移ってからも自分で立って歩いてトイレに行けた。
そんなわけで、無痛分娩は出産自体だけでなくその後の体にも優しいなぁ、と思う。
・でも、日本では無痛分娩ができる施設は限られている。
そして基本的に計画分娩、産む日をあらかじめ決めて入院して産む。それは医師、看護師、麻酔医などの体制が万全な時(平日の日中)でないと難しいからなのだそうだ。うちの近辺の産院に限らず、都心の超有名大学付属病院でも同じようにホームページには「計画分娩が基本」と書かれていた。
ふむ~。。。アメリカで私は土曜夜に破水、その日の夜に麻酔を入れて日曜に産んだわけだけど、日本じゃそんなのは無理なわけですね。。。
日本の場合、産む日は予定日の1~2週間前にスケジュールされる。麻酔医が常駐してない産婦人科の場合は、その日に麻酔医が来てくれる。
もし産む日の前に陣痛が来たり破水したりしたら、無痛分娩は無理。突然の異変にも対応できない。予定通り麻酔医のいる日でないと無痛分娩はできない。
欧米では無痛分娩が一般的、と言われているけど、麻酔医の確保なんかはどうしてるんだろ?
・麻酔医の数が多くて確保しやすい?
・日本と違って健診を受けるクリニックと分娩する施設は別。分娩する施設は大きな総合病院で、麻酔医も設備も整っている(アメリカなんかはこれ?)?
・陣痛などが来ない早いうちに計画分娩している?
・それにしても、もし男も出産できるとしたら無痛分娩はもっと一般化してるだろうなぁと思うわけです。産むのは女性だけ、そして医師や研究者は男性が圧倒的に多くて、その人達にとっては出産の痛みなんて"他人事"なわけで、真剣に考えてこなかったんじゃないか、と。
「出産は病気じゃない」「昔の人だって皆やってきた」とか言うけどさ、昔は虫歯の痛みだって麻酔なしで我慢してたんでしょ? それを押し付けるのはどうなのよ? と思うわけです。「男性は耐えられないけど女性なら耐えられる痛み」なんて誰が決めたの? と思うわけです。
"産みの苦しみ"なんて無理して味わう必要はないのです。そりゃ頑張った達成感、苦しみから解放された喜びは大きいかもしれないけど、そんなの無くたって産めるんならそれでいいじゃん、と思うのです。苦労して産んだからこそ母親としての愛情が云々。。。という人もいるけど、私は産みの苦しみなんて無くたって娘は愛おしくて仕方がないもん。かえって苦しんで産んだ方が「あんなに苦労して産んだのにどうしてこの子は言うこと聞かないの!」なんて逆切れするケースだってあると思うんだよなぁ。
by studio-yaya | 2010-10-05 22:25 | こども