痛ましい事件

Chikirinの日記より。
先日、子ども二人の遺体が発見された事件。本当に痛ましい。親の無責任には怒りが募る。
でも、そうやって親を責めることで片付けられることなのか? という問題提起。

普通の女性は、20代で離婚して子ども二人抱えて生活するのは無理だ。いや、可能ではあるけどそれはうーんと給料のいい特別な仕事で稼いでいるか、夜の仕事のようなハイリスクハイリターンの仕事を探すか、体を壊すほど昼も夜も働きどおしで稼ぐか、何らかの無茶をしない限り無理だ。
先日読んだ「出会い系のシングルマザーたち」という本にも、母子家庭の現状が出ていた。壮絶、だ。
私は以前は離婚は本人たちの勝手、と思ってたけど実際のケースを知るにつれ、そうとも言えないってことが分かってきた。借金男、DV男から命からがら逃げて離婚に至る人もいる。元夫のことを考えるだけで発作が出るような深刻な恐怖症と闘っている人もいる。


二十歳そこそこでデキ婚する人と、キャリアを積んで30代後半~40代で出産する人が今問題なんだと思う。すごくステレオタイプな書き方だと思うし、普通に幸せな家庭を築いてる人が大半だろうと思うし、"問題"なんて言ったら怒る人もいるだろうけど。

若くしてデキ婚 → まだ収入が低く、経済的に安定しない。遊びたい気持ち、家庭に縛られず行動したい気持ちがある。親になる決意ができていないうちに子どもができてしまい、親の自覚が持てない。経済的、心理的に実家に依存するあまり、若い夫婦が自分達で家庭を維持する気持ちが持てず、離婚してしまう。

歳を重ねてからの出産 → 母親も仕事の上で安定し、ある程度の収入があるので生活の安定は望める。出産後の仕事復帰も可能。但し出産年齢が高いため、その後2人目、3人目。。。と産むには時間が足りない場合がある。また、高齢出産となりダウン症その他障害児が生まれる可能性が若い母親と比べて高くなる。そもそも出産を思い立った時点で既に年齢が高く、授からない場合もある。


若く健康な女性が安心して子どもを産める。
それが理想のはずなんだけど。
若く健康な女性は経済的に厳しく、若くないけど経済的に安定している女性は身体的に出産に不向きになってくる。

「子どもは社会全体で育てるもの」なんて言ってるけど、まだまだ足りない部分があるんだろうなぁ。
相談機関も増えつつあるみたいだけど、そこにたどり着かない、たどり着けない人をどうするのか?っていうのもあるし。保険料や年金を払ってない人、DVの夫から逃げ回ってる人なんかは役所の窓口に行くのをためらうこともあるそうだし。

シングルの人は、夫婦揃ってる人以上に「自分が頑張らなくちゃ」「普通の家庭以上に自分がしっかりしなくちゃ」と思ってるかもしれない。そういう人に、大変なのは当たり前、一人で抱え込まないで、受けられる援助は受けよう、とアドバイスできないものか。
昔だって離婚する人はいたけど、昔は大抵は実家や親戚がそばに住んでいて、その実家や親戚に頼るから何とか生活できたんだろう。核家族が増え地元を離れる人が増えた今、母一人子一人の家庭は孤立してしまう。母一人子一人での育児は経済的にも心理的にも辛すぎる。
どうにかならないものか。。。
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by studio-yaya | 2010-08-02 09:05 | 日々のできごと | Trackback | Comments(0)  

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