「一人二役」 河本準一 著
2009年 07月 16日
"Amazon"でたまたま目に付いたので、読んでみた。
著者は"次長課長"の河本氏。面白い顔の方の人。水木しげるの漫画の登場人物の真似の人。タンメンの人。
タレント本の類はあんま読まないんだけど、これはすごく面白かった。
9歳で両親が離婚、母と二人だけの生活。
母一人子一人、とはこれほどにしんどいのか、そして他に頼るものがない故これほど強い感情で結ばれるものなのか。そしてそんな環境を恨むことなく、自分の居場所を作っていく著者のタフさ、母を大事に思う気持ちの深さ。
長い時間を経て、子供もが生まれたのをきっかけに、著者は父親と再会する。そして、父親、その再婚相手(両親の離婚の原因となった人でもある)、母親、姉など繋がりのある家族をごっそり呼んで家族旅行をした。総勢24名の家族旅行。愛する人、かつて憎んだ人、新しく家族となった奥さんや子供、みんなが一緒に過ごして言葉を交わして笑って。
正直、涙が出てしまった。みんなが恨みあうのでなく、受け入れて、許して。すごい。
まだ親孝行は終わってない、いつか志摩スペイン村じゃなくて本当のスペインに連れて行く!と書いた著者。かなうといいなぁ。
一人二役
著者は"次長課長"の河本氏。面白い顔の方の人。水木しげるの漫画の登場人物の真似の人。タンメンの人。
タレント本の類はあんま読まないんだけど、これはすごく面白かった。
9歳で両親が離婚、母と二人だけの生活。
母一人子一人、とはこれほどにしんどいのか、そして他に頼るものがない故これほど強い感情で結ばれるものなのか。そしてそんな環境を恨むことなく、自分の居場所を作っていく著者のタフさ、母を大事に思う気持ちの深さ。
長い時間を経て、子供もが生まれたのをきっかけに、著者は父親と再会する。そして、父親、その再婚相手(両親の離婚の原因となった人でもある)、母親、姉など繋がりのある家族をごっそり呼んで家族旅行をした。総勢24名の家族旅行。愛する人、かつて憎んだ人、新しく家族となった奥さんや子供、みんなが一緒に過ごして言葉を交わして笑って。
正直、涙が出てしまった。みんなが恨みあうのでなく、受け入れて、許して。すごい。
まだ親孝行は終わってない、いつか志摩スペイン村じゃなくて本当のスペインに連れて行く!と書いた著者。かなうといいなぁ。
一人二役
by studio-yaya | 2009-07-16 22:08 | 本